数の子の「品定めのポイント」を知っていれば数の子選びに失敗はしません!
いっけんどれも同じように見える「数の子」ですが、味や食感に大きな違いがあるのです。
数の子の美味しさといったら……歯ごたえにあります!
「数の子は耳で食べる」といわれるほどです。
コリコリとした食感にプチプチと味わっていく感じに特徴がありますよね!
美味しい「数の子」選びのポイントを方を知って、お正月は美味しい数の子を食べて幸せを満喫しましょう!
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数の子はニシンの子で、ニシンは別名「かど(カドイワシ)」と呼ばれ「かどの子」の訛りから「かずのこ」と呼ばれるようになったようです。
数の子はおせち料理の祝肴としての定番メニューです。
たくさんの卵の結集であることから「子宝」「子孫繁栄」の意としてお家が代々繁栄しますように……との願いが込められています。
年末になるとどこのスーパーマーケットでも「数の子」の売り場がドーンと目立ってきます。
どれも同じように見える数の子ですから一番安いものを買えばいいや……で失敗することが多々あります。
でも普段あまり買うことが少ないので、どれを選べば良いか迷ってしまいます。
でも安心して下さい! 数の子に関してのちょっとした知識があるだけで美味しい数の子を見極めることができます。
そのポイントは産地を確認するだけです。
数の子の産地は大きく分けて「太平洋産」と「大西洋産」があります。
塩数の子としての美味しいのは「太平洋産」です。
その中で「北海道産」「カナダ産」「アラスカ(アメリカ)産」「ロシア産」があります。
左から美味しい順になっています。
産地の違いだけで味や食感が変わるのです。
一番美味しいと言われている「北海道産」は一番日本人の食感に美味しい……と感じるようですが希少でお高くなかなか手に入りません。
よく北海道加工と表示され、いかにも北海道産であるかのように見せたものもありますが、しっかりと原産地を確認すると「ロシア産」だったりします。
うっかり騙されないようにして下さい。
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数の子は太平洋と大西洋のどちらでも獲れますが、太平洋で獲れたものの方が食感がパリッとしていて圧倒的に美味しいです。
その太平洋の中でも魚は北へ行くほど脂ののりが良くなります。
しかしニシンの数の子は脂がのってしまうと粒々が分離しやすくなり数の子としてのあのパリッとした食感が損なわれてしまいます。
ですから数の子にするなら北のアラスカあたりまで北上する前の「カナダ」あたりがちょうどいい具合に美味しくなると評判です。
カナダを超えてアラスカあたりで獲れた数の子は若干、食感や味が落ちてしまうようで「アラスカ(米国)産」は少し価格が安くなるようです。
スーパーマーケットで主に販売されている「塩数の子」は「アラスカ(アメリカ)・カナダ産」と表記されているものが多く、カナダ産…というよりどちらかというとアラスカ産中心のものです。
カナダ産指定のものは高価なためスーパーマーケットではあまり見かけません。
カナダ産はネット通販に何点かあります。
気を付けなければならないのが、カナダには西海岸(太平洋)産と東海岸(大西洋)産がありその違いで美味しさがまるで違うことにあります。
アラスカは「太平洋」にしか面していませんがカナダは東海岸(大西洋)と西海岸(太平洋)の両方に面しているのです。
西海岸(太平洋)産と東海岸(大西洋)産では海の環境が違い、圧倒的に「太平洋産」の方がパリパリの食感で美味しいのです。
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カナダ産と表記されているもので注意しなければならないのが、カナダ産はカナダ産でも西側の「太平洋」で獲れたものでなければなりません。
カナダの東側の大西洋で取れた数の子はプチプチ感がなく柔らかい食感であまり美味しいものではありません。主に味付け数の子に使用されます。
産地表記にカナダ産とだけしか表記がなく、太平洋産と記載されているものが少ないのが現状です。
太平洋のカナダ産ですと、お値段が100g当たり1100円以上が相場になっていますが、中にはカナダ産で100g当たり800円くらいのお安いものも出回っています。
太平洋で獲れたものなら太平洋産と真っ先に表記するのが普通なのでは?……と疑心暗鬼になってしまいます。
ですから本当に美味しい数の子を選ぶなら太平洋のカナダ産としっかり表記しているものがおすすめです。
カナダ産とだけ表記されているものはもしかして西海岸(大西洋)産かもしれません。これは別に偽装表示にはならないのかもしれませんが、西海岸(大西洋)産をつかまれてしまうと期待ハズレの買い物になってしまう危険性はあります。
カナダの西海岸(太平洋)の数の子を購入すれば間違いなく美味しいです。
太平洋カナダ産は小ぶりで鮮やかな黄金色をしてとても価値が高いです。
数の子は大きいものや脂がのったものより、小ぶりで形・色が良い物も方が美味しくて人気があります。
それゆえにカナダ産はお値段も高額になり高級寿司店や贈答品、高額なおせちセットに使用されスーパーマーケットでカナダ産を見かけることはめったにないのです。
太平洋カナダ産のおすすめは
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太平洋カナダ産で、少し大きめの数の子が好みの方は
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カナダ産のみにこだわらず、カナダ・アメリカ太平洋産でいいからお値段がリーズナブルな方がいい方は
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自宅で食べるので数の子の形はどうでもいいので美味しくて安いほうが良いという方は
塩数の子 無漂白 訳あり 4折れ 200g カナダ産1000円ポッキリがおすすめです。これは美味しくてかなりお買い得です!
ディスカウントスーパーでロシア産の数の子を買うより安いのではないでしょうか?