まさにこれぞ自然の中の自然で生まれた牛乳!「なかほら牧場」の「低温殺菌・ノンホモ牛乳」に驚きを隠せません!

これまでの牛乳という常識がくつがえされます。

現代、多くの方が当たり前に飲んでいる牛乳は「生乳100%」という規格ですから、皆さんは一般の牛乳は、雌牛から搾乳された混じりっけのない自然の恵みである牛乳だと思っていませんか?

それはそうなんですが、実は現代の牛乳は、自然ではなく人工的に作られているのです。

人工的に作られているからといっても、何かを混ぜ合わせて牛乳を作り出しているという意味ではありません。

牛から搾乳された100%の生乳であることには変わりはありませんが、流通・保存が容易でスーパーマーケットなどの店頭に並べるこができ、比較的安い価格で販売できるよう人工的に仕組まれているということです。

 

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現代の牛乳ができるまでの仕組み

どういう仕組みかというと……

牛乳を搾乳できるのは仔牛を産んだ雌牛だけなので、下の写真のように人工授精をし、多くのお母さん牛を人工的に作り上げます。

出産2ヶ月後には、またさらに人工授精を繰り返し……と、5~6年もの間、お役御免になるまでそれが続けられます。

乳脂肪分の高い牛乳にさせるために、高カロリーの遺伝子組み換えトウモロコシなどの配合肥料や、健康保持のために抗生剤を投与します。

そして肝心なのが人工的にホモジナイズ(均質化)と、超高温瞬間殺菌をするということです。

これによって「品質が安定」しますので「大量生産」でき「賞味期間の安定保存」「流通」が容易になり比較的安価で販売することができるのです。

 

ホモジナイズ(均質化)とは

ホモジナイズ(均質化)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ホモジナイズ(均質化)とは、物質の中の成分の大きさを揃えるということです。

コーヒーに砂糖を入れるたときは分離してますが、かき混ぜると混ざり合う現象のようなものです。

牛乳の中には、成分の大きさが異なる「タンパク質」や「脂肪」があります

ホモジナイズ(均質化)をせず搾った牛乳を放っておくと、牛乳の表面がクリーム状に固まってきます。これは脂肪分の濃厚な旨みや栄養成分が分離する現象なのです。

ですから一般的な牛乳はホモジナイズ(均質化)をして「タンパク質」や「脂肪分」を細かくし、成分の大きさを均等化し、分離せず安定した品質にしようとするのです。

ホモジナイズ(均質化)をして脂肪球を細かくすることで、クリーム状の塊りがなくなり、サラサラときれいな液状の一般的な「牛乳」となるのです。

 

自然の中の自然で生まれた牛乳とは

さて、「自然の中の自然で生まれた牛乳」とは、どのようなものなのでしょうか?

それは岩手県「中洞(なかほら)牧場」にあります。

なかほら牧場では、自然に行われる交配受精から分娩・出産・仔牛への授乳など、人間が手助けをせず、すべて自然の成り行きにまかせ、牛の本能の生態まかせ……、その希少な母牛からの搾乳によって牛乳ができあがります。

 

50ヘクタールもある広大な山の放牧地に牛舎はなく、山全体の自然が牛の住まいです。

あるのは搾乳小屋だけで、お乳が張った雌牛だけが自分の意志で、搾乳小屋に集まってくるようにしつけられています。

 

放牧というと「牧草」が食糧というイメージですが、牧草は化学肥料を使うことが多いので、ミミズがいなくなり大自然のサイクルが狂ってしまいます。

『土の中の生きものがいなくなるクスリが、イノチを育てる作物の生産にいいはずはないよね』

……という当たり前のことを基本にし、エサとなる食糧は、山にある自然の野シバや野草で、冬季以外はエサを与えず、これもまた大自然まかせです。

 

糞尿も大自然まかせで、これが山の野シバや野草の肥料となり、それが牛の食糧となって大自然の好循環サイクルが保たれています

 

自然放牧のためストレスもなく、病気にかからないので抗生剤も必要ありません

 

これらのような酪農方法を「山地酪農」といいますが、この「山地酪農」をしているところは極めて少なく、ほとんどが牛舎で飼われている酪農なのです。

 

いつも飲んでる一般的な牛乳のパッケージやポスターなどには、のびのびと放牧している牛のイメージが描かれていますが、実は下の写真のように「牛舎で飼われた牛」から搾乳された人工的に仕組まれた牛乳を飲んでいるのです。

 

しかし「なかほら牧場」の牛乳は正真正銘、下の写真のように大自然の自然の中で生まれ、のびのびと育ったイメージ通りの「野生の牛」の牛乳です。

 

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中洞(なかほら)牧場の牛乳が美味しい理由

これらの大自然の中で生まれ育った「野生の牛」であることもそうですが、人工的なホモジナイズ(均質化)と超高温瞬間殺菌をしていないということも肝心です。

 

「ノンホモ牛乳」というのは聞いたことがある方はいるかもしれませんが、「ノンホモ」とは「ノンホモジナイズ」の略語で、人工的に成分をホモジナイズ(均質化)していない……ということです。

まさに「なかほら牧場」の牛乳は、この「ノンホモ牛乳」で、均質化してない「ノンホモジナイズ」なだけに、バターが作れてしまうほどの濃厚な旨みを感じ取るでるのです。

 

また一般の牛乳は「超高温瞬間殺菌」をしているのですが、それをすると短時間で殺菌ができるので大量生産できますが、肝心な乳酸菌などの有用菌を死滅させています

「中洞牧場」の牛乳は逆に「低温殺菌処理」なので、乳酸菌などの有用菌を残し、生乳本来の自然な甘味とコクをしっかりと残すことができるのです。

 

中洞(なかほら)牧場(ノンホモ・低温殺菌)の牛乳はなんと、製造後4~5日で美味しくなりはじめ、賞味期限は過ぎてしまいますが10~14日ぐらいに味のピークに到達するようです。

『牛肉はちょっと置いた方が美味しい』と言われるのと同じように、冷温熟成で美味しくなるようです。

もちろん早めに飲んでも一般の牛乳とは別物……と思うような美味しさが味わえます。

 

コップにこの牛乳をついでしばらく放置していたり、温めたりすると、表面にクリームの膜のようなものができます。

これが旨みの塊りですが、かき混ぜて飲んだ方が良いかもしれません。

ご当地牛乳グランプリで「最高金賞を受賞」し、数々のメディア・雑誌でも多数紹介されています。

 

「中洞(なかほら)牧場」の牛乳のデメリット

牧場で好き勝手に放し飼いして、エサも与えなくて済むので、手間暇やコストがかからないから安いのでは?

……と思いたいところですが、自然に行われる交配受精によりますので、母牛になる雌牛が圧倒的に少なく、自然まかせとなる希少価値の牛乳であるがゆえに、大量生産ができません

また「低温殺菌」は殺菌時間が長くなるので生産性が悪いです。

品質にバラつきがあり安定せず、品質低下が起きやすかったりしますので、流通には不向きなので、スーパーマーケットなどでは購入できません。

また賞味期限も一般の牛乳より短いです。

これらのことから少々、価格的にはちょっとお高い牛乳になってしまいます。

 

ですから、通常は一般の牛乳を飲んで、たまに「中洞牧場」の牛乳を味わって楽しんでみるのもといいかと思います。

これぞまさしく自然から生み出された本物の牛乳だと思います。

「中洞牧場」の「低温殺菌・ノンホモ牛乳」の公式ページ

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