非常食・お水を備えておくべきなのは充分承知してるけど……
そのうち……そのうちに……といつも後回しにしていませんか?
もし明日、大地震が来るとわかっていたら……?
そう!絶対に非常食や防災グッズを用意するのに駆け回りますよね……。
スーパーマーケットや、ホームセンターに買い出しに行くことはわかりきっています。
そうなると考えることはみんな同じで、あっと言う間に店頭から必要な食料品や防災グッズが完売してしまいスッカラカン状態になっていることでしょう。
そして「次の入荷見込みはたたない」……と言われ呆然となるのがオチです。
それでもまだ「明日地震が来るよ!」……と予告してくれるのなら、その時ある食料品を集めたり、停電などに備えて「防災グッズ」を用意したり……と準備ができます。
しかし実際に、大災害は突然やってきます。
災害が起きてから準備しようと思っても到底間に合いません。
もしかして家が倒壊してキッチンが潰れてしまい、いつもの食料品が全滅してしまうかもしれません。
あるものを確保できたとしても、パンなどそのまま食べられるものを除いて、普段使っている食料品では電気水道などのライフラインが使えないため調理できず食べることができないでしょう。
水も出ませんので飲むことができません。
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国や自治体の外部支援が、食料品やお水の配給を持って来てくれるまで、2〜3日はかかります。
もしかして道路が寸断されて、届くのにもっと時間がかかるかもしれません。
避難場所で食料品やお水の配給があるか……と言えば、あってもスズメの涙で、全員に充分行き渡る量は確保してません。
備蓄していた周りの人も自分達が生き延びる最低限の物資しかないので、分け与えてもらえることは皆無です。
そんな状態で「1週間」生き延びるのは非常に過酷です。
災害はいつどこで何が起こるかわかりません。
全国一自然災害の発生確率が極めて低い……と言われていた地域「北海道」でも大地震が起き、甚大な被害が出ました。
「南海トラフ」「首都直下型地震」が今日にでも明日にでも来てもおかしくない……と心配されています。
自分のところは大丈夫……という希望的観測は捨てるべきでしょう。
そう!今こうしている次も瞬間、グラグラグラっと大震災が起こるかもしれないのです。
今はそう言う状況に置かれていることを認識し、真剣に考え対策を施すべきです。
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一般家庭で食料品やお水など、何かしら備蓄している割合は、2011年東日本大震災が起こる前までは50%くらいでしたが、それ以降現在に至っては80%に上昇しました。
東日本大震災を契機として、今や非常食を備蓄する意識は高まる傾向にあります。
しかし残りの20%の人は、未だに非常食を備蓄してない状態です。
その理由は、「ただなんとなく」「そのうちに……」「なんとかなるのでは」……などと、未だに防災意識が低く災害の過酷さを安易に考えて、一歩踏み出せていない状態だと思います。
確かに、そのような災害に遭遇しないに越したことはありません。
非常食を備蓄するにも万単位のお金がかかります。
非常食を何万円もかけて購入し備蓄しておいても、使わずに済むのを願うのが正直なところです。
しかし災害に遭遇する可能性がある以上、備えておかねばならないのです。
保険のようなものと考えて命に投資しておきましょう。
保険会社に地震保険などに加入して保険金をかけているでしょうが、その保険では、災害時その瞬間を生きる手助けはしてくれません。
自分の身は自分で守る!……これが鉄則です。
非常食は5年保存が効くものが多いです。
賞味期限が切れそうになったら、再度新しく購入し直して、5年間何事もなく無事に過ごして来られて良かった……と、普段の食事などで食べてしまえばいいのでムダにはなりません。
非常食を備蓄するにあたっておすすめのものを紹介します
大規模災害が発生した時、最低でも3日分は必要になります。できれば1週間分の食糧を蓄えておくことをおすすめします。
それぞれの家族構成の人数などの違いがありますので、1人当たり平均の必要備蓄量を参考にしてどれくらい必要になるか算出してみて下さい。
絶対に必要となるのが「ご飯・パン類」のタンパク質です。
非常食で絶対に必要なメイン食材
下記の非常食セットは「家族構成数」「日数」によって選ぶことができるセットです。
「日数」は3日分か7日分か……人数は1人前用から5人前用まであります。
5人用/7日分(105食) 非常食セット
左のセットは「家族構成数(5人前用)」「7日分」のセットです。
7種類のご飯………35袋
3種類のおにぎり…35袋
5種類のパン………35袋
全部で105食がコンパクトに箱詰めされています。
ひとり1日3食を1ヶずつ7日間食べることを想定された数が入っています。
一人当たり1日消費量(3ヶ)×7日間×家族人数(5人)=105食
3日分か7日分かも選べますが、7日分は備蓄しておきたいです。
我が家は5人家族ですが、1食に1ヶしか食べられないのはお腹が満たされないので、1食当たり2ヶずつ食べられるように「5人用/7日分」を2セット備蓄しています。
1食に2ヶずつ食べて3日持てばいいと思う方は1セットで済みます。
命をつなぐ「お水」
お米と同じくらい大事なのはお水です。
保存年数はどれくらいがいいの?
賞味期限も5年・10年・15年…など、かなりの年数保存がききます。
保存年数が長くなるぶん価格も上昇します。
私のおすすめは「5年」で、5年ごとに食糧・水、すべて買い替えることです。
理由は、5年も経てば恐らくいろいろと進化して、今よりもっと良いものが出ている可能性があるからです。
ペットボトルサイズは2L……それとも500ml?
災害に備えてお水のペットボトルサイズは、2Lか500mlか……どちらが良いか悩むところです。
その答えはペットボトルサイズ2L、500mlどちらも備蓄しておいた方が良いと思います。
作業をしたり移動したりするとき、500mlは持ち運びに便利ですし、2Lは直接的に飲むのには適してません。
2Lは割安ですので、非常食の調理に使ったり、空になったペットボトルは外部支援がきたときに給水車から水をもらうときに便利です。
ですから、丈夫なペットボトルのものを12本くらいは確保しておき、その他は500mlで必要量を備蓄しておけば良いと思います。
どれくらい備蓄しておけばいいの?
1人当たり1日に必要なお水の量は、飲み水として3Lは確保したいものです。その他、歯磨き・洗髪・手洗いなどは別途必要になります。
ですから1週間(7日)分備蓄するとなると、1人当たり21L(2Lのペットボトル3本、500ml30本くらい)は最低限必要になるということです。
7日間で500mlペットボトルが30本必要ということは、1日最低でも4本は飲む……ということになります。
そんなに必要なの?……と思うかもしれませんが、大切に使っていても次々とペットボトルが空になっていきますので驚きです。
ご飯を食べるとき、ちょっとのどが渇いたときなどに飲むことを考えると、そのくらいは余裕で飲んでいるのです。
保管場所は、家が倒壊しても潰されないような冷暗所を考えましょう。
高強度ペットボトルミネラルウォーター(5年保存)2L×12本
霧島湧水 志布志の自然水
ペットボトルは潰れると壊れ、大切な水が台無しになってしまいます。
これは高強度のペットボトルに入ったナチュラルウォーターです。
2Lなので割安感があります。
高強度ペットボトルミネラルウォーター(5年保存)500ml×24本入
一人当たり1日に4本も飲む……と考えると、1週間で28本くらいは必要になります。
災害時コップもない中でこのサイズは、持ち運びにも衛生的にもとっても便利です。
コスト面では多少割高になりますが、災害時はそんなこと言ってられません。
健康を維持させる「野菜ジュース」
災害時は野菜不足でビタミンが不足し、血流が悪くなることで、さまざまな身体の不調が発生しやすくなります。
1日1本飲むだけで体調が整います。
いざというときも健康管理は大事です。
心に大切な「糖分」
糖分は不安を解消しリラックスした気持ちにさせてくれます。
非常時何もないとき、身体は糖分を欲しがります。
平常時は以外と糖分を知らず知らずのうちにとっていたんだな〜実感します。
甘〜い「ようかん」があると心が安らぎます。
普段あんこ系の菓子を食べない子供でも「美味しい美味しい!」と喜んで食べます。