牡蠣って1年中、生食用として食べられるの?
確かに今は冷凍技術が発展していて、1年中いつでも解凍して、牡蠣を生食用として食べられるようになっています。
しかし本来、牡蠣を生食用として食べられる旬の時期……というものがあります。
牡蠣の生食用としての旬は「冬」………というイメージが強いですが、牡蠣を生食用として楽しめる旬の時期は、1年間に2回、冬と夏にあります。
冬は「真牡蠣」といって、主に養殖で、11月~2月に生食用として食べることができます。
この「真牡蠣」は、広島県など瀬戸内海や、三陸などの太平洋側の内湾の浅瀬の沖合いで生産されます。
日本で「牡蠣」といったら、この「真牡蠣」を指すことが多いくらい、ほとんどがこの「真牡蠣」が出回っています。
冬に牡蠣を生食用として食べることが多いのもそのためで、牡蠣の旬が冬である……というイメージがあるのもここから来ています。
一方、夏の牡蠣は「岩牡蠣」といって、6月~9月に生食用として楽しむことができます。
この「岩牡蠣」は、ほとんどが天然もので、日本海側の潮間帯下のに水深の深い岩礁域ところに生息していて、大きさも養殖ものの2~4倍もあり、まるで岩のようです。
なかの身も、大きくふっくらと肉厚で食べごたえがあり、プリプリとした食感にクリーミーで濃厚な美味しさで、これぞまさしく「海のミルク」という感じで、磯の香りがプンプンしてます。
海女さんや漁師さんの素潜りなどで収穫されます。
そのため、「真牡蠣」より生産量も少なく、ほとんどが「岩牡蠣」が獲れる地域で消費され、都心や海の無い内陸地ではあまり出回っていません。
もとより高額なこともあって、スーパーマーケットの店頭に並ぶことも困難なのでしょう。
しかし昨今では、生産量の増加と流通技術の発展により、全国的にお取り寄せできるようになりました。
しかも、当日の朝採った活きの良い「岩牡蠣」を殻をむいて中身をチェックし、1粒1粒ラップをかけて、そのまま冷蔵で、産地より直送してくれるので鮮度も抜群です。
ですから、面倒な殻むきも必要ありません。
山形県産 天然「岩牡蠣」 150g~200g カラむき 中5個 生食用はこちら
鳥取産 天然「岩牡蠣」 (生食用) (活)150〜220g前後×20個 朝採れ最安値はこちら
これらの「岩牡蠣」「真牡蠣」の旬の時期以外に、牡蠣を「生」で食べることもできます。
詳しくは、牡蠣を1年じゅう「生」で食べられるってホント?を参照してください。