「海苔なんて、どれも同じだよ!」と思っていませんか?
私も、海苔なんてどれも一緒だよ!味にそんなに変わりはないよ!…って思ってましたが、その考え「いとも簡単に」くつがえさせられました。
「こんな美味しい海苔あるんだ!」って思わせてくれる海苔があるんですね~!ビックリしました!
海苔の産地は、基本的に、「有明海産」「瀬戸内海産」「伊勢湾産」「東京湾の千葉県産」がありますが、「有明海産」の流通量が、市場の約半分をしめているようです。
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海苔の良し悪しは、何年も海苔にたずさわっている方でも、見た目だけで見分けることは大変難しいといわれているらしいです。
一般的には、深い緑色をして艶のあり、香りがあって、口どけが良いものが良い海苔とされています。
「色の濃い海苔がいい海苔だ!」……と聞くこともありますが、それでいうと、「瀬戸内海産」が色が濃いので、一番良いとされてしまいます。
「瀬戸内海」は色が濃くていいのですが、しっかりとしていて固めです。
それゆえに長時間「巻き置き」される太巻きなどには向いていますが、口の中でとろける感覚はありません。
「伊勢湾」や「東京湾の千葉県産」は、磯の香りが強く、パリッとした歯ごたえの食感です。
「有明海」は、やわらかで「女性的」と言われ、うまみが強い……と言われています。ランクが上の海苔になりますと、口の中でとろけます。
口どけの良い、やわらかい海苔なので、巻きずしにすると、時間が経つにつれ溶けていってしまいますので向いてません。巻いてすぐ食べる手巻き寿司には向いています。
それと、海苔の良し悪しは、初摘みが一番美味しいといわれています。
この初摘みだけが、食べた瞬間に「パリッ」として、「サクサク」した歯ごたえがあり、最後に口の中でとろけます。
スーパーマーケットで販売されているほとんどは、二番摘み・三番摘みのものです。いくら、「有明産」といえども、初摘みの食感は味わえません。
スーパーで、比較的いい海苔は10枚入り1帖で400円前後の価格帯です。
あと100円くらいだせば、初摘みの美味しい「有明産」の最高級品が購入できます。100円の価値以上に、今まで食べていた海苔とはまったく違った美味しい海苔を体感することができますよ!
これは、”味オンチ” な方でもすぐに、この味の違いがわかると思います。
それくらい美味しいです。逆に、今まで食べていた海苔はなんだったんだ~って思ってしまいます。