黒毛和牛の最高品質グレードはＡ５ランクです。このクラスのロース・肩ロース・バラ肉になると、食べた瞬間に舌の上でとろけるような美味しさを堪能できます。
しかしその喜びは２～３切れまでで、それ以上食べると「脂っこくて……もういいや」となってしまう方も多くいらっしゃるようです。年配層になるほどこの傾向多くみられます。
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ですから牛肉を購入する際はこのＡ５ランクの霜降り肉を少々……あとは赤身肉などのあっさりした牛肉を購入してバランスをとっている方が多いようです。
スーパーマーケットで小分けされたものをチョイスしてあれこれ購入するときは良いのですが、ネットで購入するときはどうしても同じ種類のものを５００ｇ～１ｋｇ単位で購入せざるを得ないことが多いです。
「Ａ５ランクのロースや肩ロースなどの霜降り和牛が食べたい」……といってそれらを５００ｇ～１ｋｇ単位で購入すると、５～６人で食べるのなら最高の美味しさを少しずつ味わえて良いのですが、３～４人で食べるとなると最初から最後まで脂っこいままで口の中がこってりしてしまいます。
見事な霜降り肉を購入して口の中でとろける触感が味わいけど……あまり脂っこくないもの……ということになると、霜降り肉ではなく赤身肉を選ぶ方が多いかと思います。
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そんな方におすすめなのが「ミスジ」という部位です。
「ミスジ」という名前を最近あちこちで表示するようになったため、聞いたことがある方が多いかと思います。
「ミスジ」とは肩の中にある一部で肩ロースのとなりに位置します、Ａ４クラス以上になると特徴的な見事な霜降り具合が印象的です。
霜降り肉なのでロースや肩ロースなどと同様に、口の中に入れた瞬間に甘～くとろける美味しさが堪能できます。
見事な霜降り具合だから脂っこいか……というと、この「ミスジ」という部位の脂肪は不思議とあっさりしていて口の中がこってりとせずいくらでも食べられる感じなのです。
「ミスジ」は、牛一頭から右と左に２本だけ４～５ｋｇくらいしかとれない希少な部位で「ミスジ」だけで購入しようとするととても高いお値段になってしまいます。
牛肉通な方はそれでも、この希少部位「ミスジ」だけを欲しがる傾向もみられるようで、それほど人気のある部位なのです。
そういう希少部位で人気が出てきたことから、焼肉屋さんをはじめスーパーマーケットでも「ミスジ」という名称の商品を売り出してきているのです。
「ミスジ」をリーズナブルな価格で購入するには、「ミスジ」とそのとなりにある「肩三角」という部位をあわせて「ウデ」という名称の部位なのですが、この「ウデ」をスライスしたものが購入しやすいリーズナブルな価格になります。
「肩三角」は赤身系統の部位で、あっさりとして旨味の乗った味わいのある部位ですので、「ミスジ」と「肩三角」二通りの味わいが楽しめます。
ネットで５００ｇ～１ｋｇ購入した場合でも、あっさりとした旨味ですので、これだけで食べても、とろけるような口当たりとお肉のしっかりとした旨味を、飽きることなく堪能できます。
Ａ５ランクの品質で、この「ミスジ」・「肩三角」の「ウデ」の購入しようと思っても、スーパーマーケットではほぼ購入できないでしょう。
スーパーマーケットで扱っていたとしてもＡ４ランクがいいとこで、毎日あるわけではないですから、見つけたときは購入して冷凍保存しておくのがおすすめです。
最高級Ａ５ランクの「ミスジ」を購入してみたいなら、スーパーマーケットで販売される日を見つけるよりは、ネットで購入したほうが間違いないです。
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