霜降りと呼ばれるものがギッシリ詰まった牛肉を購入したら、脂っこくて少し食べたら嫌になっちゃった……とか、赤身肉の牛肉を買ったらパサパサで硬くて噛みきれなかった……とか、結構自分好みに合った牛肉を選ぶのは難しいところがあります。
すき焼き・しゃぶしゃぶ・焼肉・ステーキ……牛肉はごちそうメニューになることが多いですが、牛肉選びで失敗した経験をもつ方も多いのではないでしょうか?
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赤身肉であれば脂っこくなくて美味しいの?
比較的年齢が若いと脂肪分の旨みがたっぷりのった霜降り和牛が美味しいと感じますが、年配層になると脂肪分を敬遠するようになり赤身肉の方があっさりとして美味しいと感じるようになってきます。
しかし牛肉の赤身肉を購入したけどパサパサであまり美味しいくなかった……という経験をした方も多いのではないでしょうか?
牛肉の赤身肉であればなんでもいいか……というとちょっと違うのです。
赤身肉にもピンからキリまであって、旨みののった赤身肉もあれば、パサパサであまり美味しくない赤身肉もあります。
比較的赤身肉は脂肪分がないことからパサパサなものが多いのが事実です。ですからお肉自体に旨みがのっていないと美味しく感じられません。
しかし赤身肉は旨味ののったものからパサパサで美味しいくないもの……などの見分け方が特に難しくどれも似たように見えてしまうところがあります。
では旨味ののった赤身肉を購入するには、どうやって見分けどうやって選んだら良いでしょうか?
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赤身肉にはお値段の安いものが多くありますが、赤身肉でお値段の安いものは間違いなくパサパサで美味しくありません。
脂っこくなくあっさりとした美味しい赤身肉を選ぶのであれば、A4〜A5ランクの黒毛和牛のモモ肉などの赤身肉であれば間違いなく美味しいと感じることができますのでおすすめです。
普通、牛肉の旨みは脂分にのっていることが多いものですが、A4〜A5ランクの黒毛和牛クラスになると赤身肉の中にも旨みが入ってくるのです。
特に松阪牛などの銘柄牛である必要はありません。
交雑種・ホルスタインの国産牛クラスになると「柔らかいけど味がない……」などのアタリハズレが多少出てくるのであまりおすすめはできません。
赤身肉というとモモ肉や肩肉になりますが、比較的柔らかいのはモモ肉です。
その中でもっと専門的にこだわるのであれば、ランイチ・ランボソ、シンタマのシンシンを指定すると、ヒレ肉のように柔らかくて美味しい赤身肉が手に入ります。スーパーマーケットなどのお肉売り場スタッフにその部位で指定してカットしてもらう方法もあります。
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A4〜A5ランクのモモ肉では霜降り状態になっている脂肪分の多い部位もありますので、霜降り状態になっている部位ではなく脂肪分がほどほどの赤身の部位が良いでしょう。
比較的あさっさりしている霜降り牛肉は?
あっさりとした牛肉を好む方が「霜降り牛肉」を選ぶ場合は逆にA4〜A5ランクの黒毛和牛はおすすめできません。
A5ランクの黒毛和牛を購入するとトロけるような美味しさを味わうことができますが、脂っこくて少し食べただけで嫌になってしまうことでしょう。
おすすめは交雑種です。
交雑種は黒毛和牛と乳牛(ホルスタイン)を掛け合わせた牛です。見た目は黒毛和牛と変わらないように霜降り牛肉ですが、脂質が黒毛和牛よりもあっさりしていますので霜降り牛肉でも比較的あっさりとした美味しさを味わえます。お値段は黒毛和牛よりも若干安いです。
交雑種であれば霜降りの部位であるロース・肩ロースやバラ肉であっても、見た目ほど脂っこくはないので程よく感じられないでしょう。
ひと昔前はどこのスーパーマーケットなどでも和牛として販売されていましたが、表示規制が厳しくなったときから国産牛とか、◯◯牛(交雑種)などとそれぞれ牛肉の名前で付加価値をつけて販売されています。
黒毛和牛より安くてあっさりとした美味しさですので、脂っぽいのを敬遠する方にはもってこいです。
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