スペアリブの本来の形って知ってます?
日本のスペアリブのカット方法は、豚バラ肉に骨がついた状態で、そのままカットするだけですので、下の写真のようにバラニクの肉の厚みがそのままです。
バーベキューなどで、そのままの状態から中心まで火を通すには時間がかかりますし、ヘタをすると表面を焦がしてしまいます。
ですから、日本式カットのスペアリブを調理するには、どちらかというと焼肉より、煮込み料理のほうがあっていると思います。
しかし、本場アメリカ式のスペアリブは、バラ肉の骨にバラ肉を半分くらいつけたくらいでカットしますので、うすべったいかっこうのお肉になります。
これですと、そのまま焼いても火が通り、骨ごとかぶりついて食べることができます。
これがいわゆるアメリカ式のスペアリブ「ベービーバックリブ」といいます。
このベービーバックリブは日本ではほとんど流通してませんが、ネットでは簡単に購入できます。
下の写真のように始めっから、甘っ皮をむいてカットし、タレに漬けこんでおき、焼き上げてもいいかもしれません。
バラ肉ですので、脂と赤身の層で成り立っており、ジューシーでとても旨みがあります。そして、焼くと骨から出るエキスがお肉にしみこんで、美味しさが一層まします。
骨を外したバラ肉を食べるより格段に美味しいです。
焼肉バーべキューを計画しているなら、牛肉に飽きたころ、このベービーバックリブを焼くとバラエティー感が豊かになり、ひとランク上のバーベキューパーティーになります。
豚スペアリブ2枚(ベービーバックリブ)1000g前後 ブロック2ラック入り(直輸入品)
前の日に下ごしらえとして、ベービーバックリブをカットし、タレを作って漬けこみ、当日焼くだけにしておくといいと思います。
タレを作るのが面倒な方は、市販で「スペアリブのたれ」が売ってますのでそれを利用してもいいかもしれません。