「鏡餅」を飾りお正月を迎えるのは日本古来の伝統です。
日本人ならば是非その伝統の知識を得た上で新しい1年を迎え、より良い1年になるように願いを込めましょう。
昨今では日本古来からの伝統が薄れつつあり、年々お正月らしさや雰囲気が変わってきていると感じます。
昔のお正月は、どこもかしこもお店がお休みになるので食料品を年末に買い置きをして、三が日に主婦を家事から解放するために日持ちする食材を中心にした「おせち料理」を年の瀬に作りお正月をのんびり過ごしたものです。
しかし現代ではお店も元旦から営業してますし何でも売っていますので、年末に忙しい思いをしてお正月の準備に追われることもなくなくなりました。
それゆえにお正月は海外旅行に行ったり、普段の生活の延長でのんびり過ごすためのイベントになりつつあります。
唯一お正月らしさが残っているとすると、初詣に出かけて1年の「無病息災」「抱負」を祈願しにいくことくらいでしょうか?
悲しいかな「鏡餅」すら飾らない家庭が増えているのが現実のようです。
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もち米からお餅をついて「鏡餅」を作るのはご年配の方のいる家庭くらいなものでしょうか?
飾るとしても「鏡餅」のイミテーションが多く、もち米で作った本物の鏡餅を飾る家庭が少なくなりました。
時代の流れでイミテーションでもいいと思いますが、「鏡餅」を飾る理由くらいは知っておいた方がいいと思います。
鏡餅の由来
なぜ「鏡餅」という名前が付けられたのでしょうか?
鏡には神様が宿ると言い伝えられたことから鏡は神器のひとつで、昔の鏡は鏡餅のように形が丸かったことと、お餅は神様の食べ物としてお供え物であったため、お餅を鏡のような形にして床の間に飾り、神様が寄り付く場所……依り代(よりしろ)とされていたからです。
平たく丸い形のお餅を大小重ねるのは、陰(月)と陽(太陽)を象徴し福徳が重なる縁起の良いことを表しています。
みかんを一番上にのせるのは、代々(ダイダイ)お家が栄え子孫が増えるように……という意味で、正式にはみかんの一種である「橙(ダイダイ)」をのせることから変化してきています。
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鏡餅を飾る時期
地域によって多少のずれはありますが、12月26日から30日の間に飾ります。
途中29日は「9」が「苦しむ」につながることと、30日を過ぎ31日になると一夜飾りでお葬式をイメージしてしまうことから……この二日だけは避けられます。
そしてお正月が終わり1月7日に片づけて、1月11日の「鏡開きの日」に食べます。
このとき鏡餅はカチカチに固まっていますので、金づちや木づちでたたいて割ります。これを「鏡割り」というのです。
決して包丁などの刃物を差し込んではいけないそうです。なぜならば武士の切腹を連想するからです。
でもまあこれは豆知識として頭に入れておくくらいで、多くはイミテーションの鏡餅を飾るでしょうから割って食べることは少ないでしょう
スタイリッシュな「鏡餅」
年末になるとよくスーパーマーケットなどで見かけるのは、サトウの切り餅でおなじみのサトウの鏡餅です。
プラスチック製で中に切り餅が入っていて一度購入すれば何年か繰り返し使えます。
まあそれでもいいんでしょうが、心機一転1年の始まりである「お正月」をもっとスタイリッシュにかっこよく演出するには、もっといいものがあります。
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