「ぼたん鍋」ってどんな鍋料理なのでしょうか?
美味しいのでしょうか?
ぼたん鍋とは、イノシシのお肉を薄くスライスしてお皿に花のように盛り付けたところ、脂肪分と赤身の彩でボタンの花のように見えたことから、「ぼたん鍋」という名前がついたようです。
イノシシが家畜化されたのが「豚」で、豚は食用に改良され育てられていますが、イノシシは狩猟によって捕獲された野生のものが多いです。
野生というと山の中を走り回っていますので、筋肉質で硬いですが、薄くスライスすれば脂肪分に濃厚な旨みがありますので、とても美味しいのです。
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なぜイノシシが美味しいのか……というと
スペインのイベリコ豚が美味しいと最近有名になっています。
イベリコ豚は主に、ドングリの実を食べている品種が美味しく価値が高いのですが、ドングリの実が脂肪の甘みを生み出すようです。
それと同じく、イノシシはドングリの実を食べることから脂肪分に旨みが増し、美味しいお肉になるようです。
だからといって、すべてのイノシシのお肉が美味しいというわけではありません。
イノシシのお肉というと、臭そう……というイメージがあると思います。
狩猟によって仕留めたときの血抜きなどの処理方法によって、美味しくも不味くもなります。屠殺方法がうまくないと臭みが出てしまうようです。
血抜き処理がしっかりされていないと獣臭くて不味くなります。
しかし、屠殺処理がきちんとされた美味しいイノシシのお肉を食べると、目が丸くなるほど美味しくてやみつきになります。
雄より雌の方が美味しく、赤身よりロースやバラ肉の脂肪分がたっぷりある部位の方が美味しいです。
昔はバラ肉は脂ばかりで価値が低かったのですが、最近はこの脂に旨みがあることが理解されてきて価値が高くなっています。
脂が厚くてもサラッとしていて溶けやすく味が濃厚ですから、豚肉より格段に美味しいのです。「黒豚」にも勝ります。
「ロース」や「バラ肉」を使った鍋を「ぼたん鍋」といって価値が高く、「モモ肉」などの赤身を使った鍋を「シシ鍋」と言って「大衆の鍋」として使い分けられているようです。
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イノシシのお肉は健康にいいのか?
脂肪分が多いからといって健康に良くないか……というと、「イノシシの脂肪分」は牛肉・豚肉に比べるとカロリーが低いうえに、タンパク質やビタミンB2が多く、身体に必要な栄養素が豊富に含まれていて健康にの良いのです。
「ぼたん鍋」は脂肪分が多く、カロリーが高そう……というイメージがありますが、イノシシは動き回っているため、牛・豚の脂肪分とは ”質が異なり” カロリーが少なのです。
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極上猪ロース 600g (4〜5人前)【ぼたん鍋】
美味しい部位 ロースとバラ肉に特製味噌が付いた盛り合わせは
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唯一「養殖」で育てたイノシシ肉のローススライスは
奥津軽 いのしし肉 ローススライス 500g