「氷温熟成」って知ってます?
氷温とは、摂氏0°C以下でも凍らずに、ものが凍る直前ギリギリまでの温度域で、「氷温域」といわれています。
この温度帯で食品を寝かせて熟成させると、うまみ成分のグルタミン酸が2倍にになることが、科学的に証明されました。
食品の細胞は「氷温域」の環境に入ると、「凍ってたまるか……」という自己防御の抵抗をし始めるのですが、その反作用が「うま味・甘味」成分につながるアミノ酸・糖類を蓄えるため、美味しさのアップにつながるようなのです。
最近では、米・お肉・珈琲・お茶・野菜……などで、多くの食品で実用されるようになりました。
その「氷温域」で熟成された牛肉をステーキで食べてみました。
しかも、牛肉は牛肉でも、牛肉の中で一番やわらかい部位「ヒレ肉」です。
その「ヒレ肉」をコロコロのサイコロステーキにしてあります。
どこからどう食べてもやわらかいです。
オーストラリア産の牛肉は、「グレインフェッド」と「グラスフェッド」の大きく分けて2つの種類があります。
「グラスフェッド」の牛肉は、放牧環境で牧草だけを食べて飼育された牛肉です。
肉色が濃い赤色で脂肪が少なく、価格は安いですが、肉質は硬めです。
もう一方の「グレインフェッド」は、穀物飼育された程よく脂肪と赤身が混ざり合ったグレードの高い、美味しい牛肉です。
このヒレ肉はグレインフェッドのグレードの美味しい牛肉です。
サイコロ状にカットされて、バラ凍結されているので、食べたい時に、食べたい分だけ解凍して焼くだけでとっても便利です。
普段おかずに困ったときや、バーベキューの際も大活躍です。
肉質はとってもやわらかいので、表面を焼くだけで肉汁たっぷりの美味しいステーキの出来上がりです。
和牛のようにこってりと脂がのっていないので、あっさりとしていて、氷温熟成されているので、お肉の旨みが2倍にふくれあがっています。
お値段も、ビックリするほどリーズナブル!冷凍庫にあるととっても便利ですよ!