黒毛和牛の「ミスジ」とは、どんな部位だか知ってます?
希少価値で、肉通が好む部位をお安く味わってしまいましょう!
最近レストランなどで黒毛和牛「ミスジ」を使った……などのメニューをよく見かけるようになりました。
「ミスジ」って何でしょう……。
お肉屋さんや、肉通の方は知っていますが、牛や豚の肩にある部位で、3枚のスジに挟まれていることから「ミスジ」と呼ばれています。
まわりの表面のスジは取り除かれ、まんなかのスジは残っているものが多いですが、この真ん中のスジは硬くなく、気にならないどころかむしろ美味しい!
A3クラス以上の黒毛和牛の「ミスジ」には「サシ」と言われる脂肪が程よく、その脂肪の入り方に特徴があり、キレイな霜降り加減になっています。
それでいて脂っこくなくあっさりしていて、トロけるような食感が味わえるのです。
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芸術的なくらい「サシ(脂肪)」が入ったものは脂っこいので、一口目はとても美味しく感じるかもしれませんが、たくさんは食べられません。
「ミスジ」はアッサリとした脂なので美味しく、いくらでも食べられるので「肉通」に人気なのです。
最近まではお肉屋さんの専門用語みたいなもので、知る人ぞ知る「肉通」の方が好んでいましたが、ここのところその美味しさの価値が人気となり、レストランのメニューやお肉屋さんでも「ミスジステーキ」や「ミスジ焼肉」用などと、商品名に「ミスジ」という名前が表記されたものが商品化されるようになってきました。
それに牛1頭から取れる量はほんのわずかですので、欲しくても手に入らない時もあります。
ですから価値が上がりお値段もお高くなってきたのです。
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どの部分にあるのかというと、前足といえばわかりやすかと思いますが、肩の腕の部分です。
すき焼き用などでよくお目見えする「肩ロース」のとなりに当たる部分です。
希少価値の「ミスジ」を安く購入できる理由
「豚肉」では、この肩の腕の部分から「ミスジ」だけを取り除くようなことはせず、肩のウデ肉として全て「豚小間切れ」として安く販売されますが、牛肉になると「ミスジ」の部分だけはずされて高級部位として高いお値段で流通することが多いのです。
ステーキにしても柔らかく希少価値のある部位ですから「ミスジ」の部分だけをはずして商品化するところがほとんどです。
しかし、豚肉と同様に「ミスジ」だけを取り除かず、肩のウデ肉としてスライスすれば、お値段が安くできます。
豚肉の小間切れのように細かく刻まなければ、すき焼きにもシャブシャブにもできます。
そういった発想で「ミスジ」をつけたまま肩肉をスライスしたお安いものがあるんです。
しかも牛肉ランクA4クラス以上の柔らかく美味しい肉質の黒毛和牛です。
肩ロースでは脂っこくて……という方にはもってこいの絶品の品です。
家族や友人とすき焼き・シャブシャブパーティーをやるなら安くて美味しくて最適です。
是非とも黒毛和牛A4等級以上ウデみすじ切り落とし750g(250×3)で、すき焼き・シャブシャブを楽しんでみてはいかがでしょうか?