サラブレッドって美味しいの?「馬刺しユッケ」で食べ比べてみる!

「サラブレッドって食べられない」……っていう都市伝説があるけどホント?
実は、サラブレッドでも食べられるのです。

サラブレッドで馬主に売られて競走馬として育てられたものは、筋肉質の肉質になり食用にはなりません。

しかし、馬主に買ってもらえなかったサラブレッドは、仔馬のうちに太るように肥育されて、食用になるものがあるのです。

馬刺しは「熊本県」が本場である……と有名ですが、確かに熊本は「馬刺し」の生産高や消費量は1位です。

しかし、熊本産=純国産ではありません。

日本に流通している「国産」と呼ばれる馬肉は、ほとんどがカナダなど海外で生まれた仔馬を輸入して国内で肥育したものを「国産」としています。

日本で生まれ肥育されたサラブレッドの「純国産」の馬肉はとても希少です。

 

その「純国産」のサラブレッドは競走馬になる馬ですから、おもに「軽種馬」といって、その名の通り、やせていて、体重が軽いです。

 

もう一方、おもに食用にされるのが「重種馬」といって、太った馬で脂がのり、色合いも薄い肉質の馬肉で、霜降りになりやすい特徴があります。

これがおもに、「外国産国内肥育」の馬肉です。

 

サラブレッドの「軽種馬」の肉質は、脂がのっていないため色合いの濃い赤身肉です。

 

見た目は、「重種馬」のほうが美味しそうに見えます。

さっぱりとした脂ののった「馬刺し」を食べるならたくさん出回っている「外国産国内肥育」の「重種馬」

歯ごたえがあって、「これぞお肉だ!」という味を味わいたいなら、濃い赤身肉のサラブレッドの「軽種馬」ですね!

どちらも、それぞれの特徴の美味しさの旨みを味わうことができます。

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